多度町(桑名市)概要: 多度町は多度大社の門前町として発展してきた町です。多度大社は続日本紀に記され、天平宝字7年(763)には神宮寺が創建されるなど歴史が古く、貞観3年(863)には正二位、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳では名神大社に列し、伊勢国二宮として広く信仰の対象となりました。
江戸時代に伊勢参りが民衆にも浸透すると「伊勢に参らば多度をもかけよ、お多度まいらにゃ片まいり」と詠われ数多くの参拝者が訪れるようになります。大正8年(1919)に近鉄養老線が開通すると門前町として飛躍的に発展し現在見られる町並みの原形が造られていきました。
多度町:上空画像
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