入交家住宅(伊賀市)概要: 入交家住宅は三重県伊賀市上野相生町に位置しています。入交家住宅の主屋は江戸時代に建てられた武家屋敷で、木造平屋建て、入母屋、茅葺、平入、正面下屋庇付き(桟瓦葺き)、式台付きの玄関や床の間や棚付きの座敷など当時の武家の格式を継承しています。
長屋門は嘉永4年(1851)に建てられたもので入母屋、桟瓦葺、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り、門入口の左右には部屋を設け、武者窓が設えられています。入交家住宅は伊賀市内に残る数少ない武家屋敷の遺構として貴重な存在で主屋、長屋門、表屋、土蔵、附 津普請奉行連署書状(寛政九年)一通、新建物帳(文政二年)一冊が平成10年(1998)に三重県指定文化財に指定されています。
入交家住宅:上空画像
長屋門を簡単に説明した動画
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