倭姫宮(伊勢市)概要: 倭姫宮は三重県伊勢市楠部町に鎮座している神社です。倭姫宮の創建は大正12年(1923)に倭姫命の御霊を勧請したのが始まりとされます。倭姫命は垂仁天皇の第4皇女と云われ伊勢神宮の鎮座地を探す為、数年に渡り伊賀、近江、美濃などを巡幸し伊勢の地を定めたました。
伊勢神宮の創建の際、倭姫命は祭祀や神職、神領、神宮の経営などを取り決めた事から神道の祖、斎宮の起源とも云われています。
伊勢神宮内宮と外宮の中間に位置する間の山にある尾上御陵が倭姫命の古墳と伝えられていましたが、伊勢神宮の別宮の中で直接倭姫命を祀る神社が無く、大正元年(1912)に神宮司庁と宇治山田市(現在の伊勢市)が請願、大正10年(1921)に許可が出て大正12年(1923)に鎮座祭が執り行われています。
倭姫宮本殿は、木造平屋建て、神明造、切妻、茅葺、平入、桁行3間、梁間1間、外壁は真壁造板張り、白木造り。祭神:倭姫宮。
倭姫宮:上空画像
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